【ジョウト×アローラ】ガエンテテフグロス 【最終17位 レート1798】
インターネット大会 ジョウト×アローラに参加してきました!
今大会はこれまでのインターネット大会以上に使えるキャラのプールが広く、多様な戦術が見られ非常にやり応えのある大会でした。一方で上位陣は似た系統の構築が多く、レート1800以上の高レートとほぼマッチングしないデフレ化の中でもしっかり勝ち抜けている人もおり、自身の力不足を痛感した大会となりました。
【構築の経緯】
この大会のルール上、使えないポケモンで目を引いたのがクレセドランバレルギルガルドランドロスあたりのポケモンでこれらのポケモンが存在しないことによって輝くクチート入りのトリパかテテフグロスで挑もうと考えていました。
ダブル経験の浅い自分にはトリル展開型の構築の方がeasy winが狙いやすいことは分かっていたのですが、前回のがにゅーオフやポケモン危機一髪!でもトリルから展開する構築を使っていたのもあって今回はテテフグロスに白羽の矢を立てました。
その後の経緯については個別解説で触れていきます。
【個別解説】
意地っ張り 187(132)-176(196)-111(4)-x-111(4)-102(172)
テテフグロスで遅れがちな鋼タイプの処理に加え、環境に増えると予想される対テテフグロス、対クチート性能を買って採用しました。また、このルールで強力な戦術となるトリル展開主体の構築に対して吠えるサンダーとねこだましを持つガオガエンを並べることで汎用的な回答としました。
技構成については特に触れることはありませんが、けたぐりではなく馬鹿力を採用しているのはテテフグロスを使う上で障害となりやすいガオガエンやズルズキンの処理を重く見たためです。
配分はカプ・テテフとのS関係をはっきりさせつつ追い風下で130族を抜ける値に設定した後、Aを11nとなる値まで確保し残りを耐久に回しています。
対テテフグロスの性能が非常に高く、選出したすべての試合でおおよそ不満のない活躍をしてくれました。
控えめ 175(236)-x-124(228)-170(36)-135-101(8) ※S0妥協個体
カプ・レヒレ対面で絶対フィールド取るマンのカプ・テテフです。HBにここまで割くことでガブのジメンZくらいなら高確率で耐えてエスパーZで切り返すことができます。
ガブ以上の火力からZを飛ばしてくるランドロスが居ないルールなのでこの耐久調整が腐ることがなく、とても使いやすかったです。一方で火力を犠牲にしてしまったので持ち物はエスパーZを選択。2Zになってしまうのですが、対テテフグロスに於いては基本的にこのポケモンを選出することはなく、ガオガエンと選出が被ることが少ないので特に不都合は感じませんでした。
技構成ですが、汎用的な攻撃技二つの他に試験的にサイドチェンジを採用しています。しかし思っていた以上にこの技が強力で幾度となく負け試合を勝ちに導いてくれました。普通に使っても強いこの技ですが、Z化させて使うことで攻撃を逸らしつつSを二段階上昇させることができるので縛り関係を一気に解除して思わぬ勝ち筋を拾うことができました。試験的に採用した技でしたがもう本当に強かったですw 耐久振りテテフのサイチェンはガチ。
配分は最鈍個体でありながら追い風下で130族を抜けるようSに回している分、努力値の無駄が生じてしまっているためカプレヒレ-1の実数値となるS実数値104(個体値8~9)の個体が望ましいです。しかし、ラブボでの厳選に拘っていた為に時間を確保することができずこの個体で妥協しました((
メタグロス@メガストーン
陽気 155-197(252)-170-x-131(4)-178(252)
説明不要のエース。 技外しが何かとネタになりますが今回は全体的によく技を当ててくれたと思います。自分で使うとなると命中率が気になり、相手に使われると常に怯みの恐怖が付きまとう心臓に悪いポケモンでした(
3ウェポン目はじだんだとの選択だったのですが、増えると予想されるツンデツンデとガオガエンを選出できない時にカミツルギへの打点が乏しくなるのでアームハンマーを採用しています。
サンダー@オボンの実 静電気
おだやか 197(252)-x-110(36)-146(4)-146(180)-125(36)
<10まんボルト ねっぷう 追い風 ほえる >
地面の一貫を切りつつ追い風によるS操作とほえるによるトリックルーム対策を兼ねる枠として採用しました。
持ち物はサイコシードかイアの実とも迷ったのですが、事前調整の際には自身の選出の仕方や立ち回りと噛み合わずどちらも今一つ発動の機会に恵まれることがなかったので中間的な性能を持つオボンの実を持たせています。ほぼ確実に発動し腐ることがなかったので自分にはこの持ち物の方が合っていたように思います。
特性の静電気も非常に強く、対テテフグロスではこのポケモンへメタグロスの物理技が飛んでくることが多いので特性が発動すればそのミラーマッチでかなり優位に立つことができます。グロスに麻痺を入れられたらかなり美味しいので物理技が飛んでくるたびに内心ワクワクしてました(
配分は雨グドラを意識してHD方向に多く努力値を割いた後、最低限のSを確保しています。
意地っ張り 183(60)-198(204)-131(4)-x-142(172)-90(68)
岩打点持ち、リザYや雨に切り返せる天候要因として採用しました。また、サンダーがサイコシードを持っていないこともあってサンダーをワンキルしてくるテテフのエスパーZを透かせる点も優秀です。
技構成はオーソドックスなもので特に変える必要性を感じませんでしたが、ガブ意識でけたぐりの代わりに氷打点を仕込んでも面白いかなとは思いました。
特殊技で弱点を突かれることが多いのでそれを意識した持ち物・配分になっていますがA197メガメタグロスのアイアンヘッド耐えまで物理耐久が欲しい場面もあったので悩みどころです。借り物配分。
トリトドン@ウイの実
冷静 207(164)-x-105(132)-138(108)-115(100)-39
<大地のちから れいとうビーム 自己再生 まもる>
ここまでで雨が一貫しており、対雨性能を買ってトリトドンを採用しました。トリル下で上からメガクチートに打点を入れられる点やツンデツンデに強い点も高評価です。
対雨ではこのポケモンを常に盤面に置き続けることが重要だと考えていた為、持ち物や技構成も粘り強く戦うことができるよう場持ちのよさを意識したものになっています。
配分についてはこのポケモンは基本的には雨パにしか選出せず、B方面へ回した努力値が無駄に感じる試合が多かったため、もっとCとDに回していてもよかったなと思いました。
【選出】
基本選出
先発:
後発:
低レート帯では主にこの選出を行いましたが、高レート帯ではサンダーを先発に置く試合が多かったです。
対テテフグロス
先発: or
後発: or
基本はこのパターンでしたが相手の構築にガブがいる場合はカプ・テテフも選出に組み込んでいました。
対トリル
先発:
後発:
ガオガエンの猫+サンダーの吠えるでトリル展開を通さないようにします。
ポリゴンクチートにはトドンを選出することも。
対雨グドラ
先発: or
後発:
後発にバンギトドンと置くことで雨に対してしっかりと切り返しを行います。
以上です。
構築には自信があったのですが1800乗せて終われなかったのは何気にショックでした(
もっと低レート相手への勝率を安定させるべきですね。素直に自分の実力不足を感じたので修正するべき所は修正して次のネット大会に臨みたいと思います。
ここまでお読み下さりありがとうございましたm
サイチェンテテフほんと強かった。。