【持ち物なしシングル66】最終1位 蜻蛉ルチェンゴチル

前ブログからの引用記事です。またシングル66がレーティング入りした時に参考にする用(…そんな時がくるのか…?

以下引用文

 

シーズン5スペシャルートの途中まで使用していた構築です。環境の終盤で使用し、最終1位を取った構築については次構築を参照してください。
レートは1900以上安定、シーズン途中で何度も一位を取ることが出来ました。
ゴチルゼルは環境に多かった受けループを見る駒として本当に優秀でした。

以下、使用構築です。

 

f:id:rem2601:20171221033306p:plainバンギラス 寂しがりHCS (194-169-117-147-120-95)

<ステルスロック 悪の波動 火炎放射 ストーンエッジ>

ステロ撒き兼この構築に於けるクッション役です。

頻発しがちな初手の水ロトムとの対面で鬼火を入れられても機能停止しないように、特殊技ベースの個体にしました。
技構成ですが通りのよい悪の波動は確定で入ってきて、構築全体で処理ルートの少ないナットレイを見るために火炎を選択。残りの枠には特殊技を見て繰り出してくるハピナスにも対応する為にストーンエッジを採用しました。Aに努力値を割かずともステロ砂込みで確定2発取れます。
Sはナンスまで抜いているハッサムまで抜けるようにS実数値95まで引き上げました。

 

f:id:rem2601:20171224010613p:plainボルトロス 臆病CS(154-x-90-177-101-179)

<10万ボルト めざめるパワー氷 電磁波 蜻蛉帰り>
悪戯心電磁波を活かし、主にストッパーとしての採用です。

ボルトロスを残しておくだけであらゆる積みエースのストッパーになりうる点は本当に偉かったです。技構成ですが、ストッパーとしての採用理由から電磁波は確定。めざめるパワー氷はネバネバネット下のガブリアスに対する打点が不足していると感じたため採用しました。電気打点についてはボルトチェンジと10万ボルトから選択ですが、この技は終盤の詰めに入っていく段階の時に打つことが多く、火力不足とステロダメの蓄積が気になったので10万ボルトを選びました。4枠目については悪巧みと迷ったのですが、ゴチルゼルと合わせてトリトドンやヌオーを楽に処理できるように蜻蛉帰りを採用しました。ボルトチェンジと違って無効にされない点が優秀ですね。自身でHB水の突破も狙える草結びも魅力的でしたが、HDベースのゴチルゼルの起点にされたくなかったので結局ボツに。

 

f:id:rem2601:20171224011118p:plainロトム 控えめHCS(157-x-127-152-127-125)

<ハイドロポンプ ボルトチェンジ 鬼火 どくどく>
マリルリマンムーギャラを見る枠としての採用です。

ボルチェン鬼火ハイドロの3つは汎用性の面から弄りようがなく確定。4枠目はゲッコウガ対面で打てる電磁波かヤミラミブラッキーあたりに詰まされることを防ぐどくどくかで悩みましたが後者の処理を重くみてどくどくを採用しました。(実際には癒しの鈴持ちの存在や挑発を打たれることも十分に考えられる為安定しない)
因みに痛み分けも考えたのですが個体がなかったので使用を断念しました(
ハイドロポンプ鬼火など命中不安技の塊のポケモンですが、水・電気というタイプが非常に優秀で一度の技外しが負けに直結する試合が少なかったです。シーズン中は何度も構築を弄りましたが、技外しに嘆きながらも結局最後まで使い続けたポケモンでした。
素早さは相手のロトムに対して先制ボルチェンで疲弊を入れたかったので出来るだけ伸ばしています。地面の一貫が気になる構築なのでHAベースのホルードに先制できることが多くなったのはよかったと思います。

 

f:id:rem2601:20171224011619p:plainゲッコウガ 臆病CS(148-94-87-155-91-191)

<なみのり 悪の波動 冷凍ビーム 蜻蛉帰り>
シーズン5スペシャルにおける主人公ポケモンです。ガブはどこ行った…

「テンプレ」と呼べる型が存在せず、カスタマイズ性の非常に高いポケモンで多くのスペシャル勢が好んで採用していたポケモンだと思います。特殊型は勿論ですが、どくびしを撒いてくる型や二刀、グロパンアクロで受けループを見ているような型まで存在し、初見では型がほぼ読まれないのも大きな強みでした。
自分は対受けループは他の枠に任せていたので最も単体の性能を活かせると考える特殊型で採用しました。
4枠目については草結びか水手裏剣、蜻蛉帰りから選択だと思いますが、呼ぶハピナスを後続のゴチルゼルと合わせて処理できる点と初手に組み込みやすくなることから蜻蛉帰りを採用しています。

 

f:id:rem2601:20171224011853p:plainゴチルゼル 穏やかHDS(175-x-116-125-169-86)

<サイコショック エナジーボール ちょうはつ めいそう>
相手の受けループを崩す枠として採用しました。
TODを絡めた純粋なハメ型として採用しているわけではなく、主に相手との1:1交換によってサイクルの破壊を狙う枠なので眠るは採用しませんでした。その代わりにキャッチ出来る対象を広め、なるべく腐りにくい技構成にしています。
その技構成ですが相手のハピナスを崩せるめいそうサイコショックは確定でモロバレルやヤドランシャワーズなどにも出していけるように挑発を持たせました。キャッチ対象であるこれらのポケモンは茸の胞子以外にも胃液や吠える、どくどく欠伸を持っていることもあり、その技を無効化出来る挑発はとても優秀な技でした。
エナジーボールは貴重な草打点であり、相手のトリトドンやヌオー入りの受けループを崩すのに重宝しました。
努力値はHDベースの配分でCの値はHBヌオーに対してエナボで確定取れるラインまで確保しています。これによりヌオー入りのループ構築に対して1:2交換以上の活躍が見込めます。

 

f:id:rem2601:20171224012130p:plainギルガルド 意地っ張りHAS(167-104-170-x-170-88)

<アイアイヘッド 影うち 聖なる剣 剣の舞>
受けループを崩す枠その②。主にフェアリーへの安定した繰り出し、処理を担います。
技構成ですが、積んでくるピクシーやニンフィアを迅速に処理したいのでこのルールに於けるギルガルドの鋼打点はとても優先度が高いと思います。キングシールドは切ってますが、使う場面がほぼ見えてこなかったのと単純に範囲を広げたかったことから聖なる剣を採用しました。Sは実数値88まで引き上げて受けにくるポケモンの多くを上から殴れるようにしています。やたらSの高いギルガルドに泣きを見た方も多いのではないでしょうか(
火力補正アイテムを持たせることが出来ないルールなので殆どの攻撃をシールド状態で耐えて返しで持っていったり、剣舞から抜き態勢に入れるこのポケモンは非常に強力でした。採用するだけで勝率の上がるポケモンと言っても過言ではなかったと思います。

 

環境終盤では何体かポケモンを入れ替えたり技構成を変えて使っていました。

f:id:rem2601:20171221033306p:plainバンギラスf:id:rem2601:20171224014537p:plain霊獣ランドロス

f:id:rem2601:20171224011853p:plainゴチルゼルf:id:rem2601:20171224014656p:plainキノガッサ

f:id:rem2601:20171224010613p:plainの技構成を受けループ意識で 電磁波 10万ボルト 悪巧み 気合い玉に

 

f:id:rem2601:20171224014537p:plain霊獣ランドロス 陽気AS(175-188-111-x-101-155)

<ステルスロック 蜻蛉帰り ストーンエッジ 地震>
前記事のバンギラス枠に変わり採用されたポケモン
高速電気への安定したクッション、対雨への天候の切り返しを失った代わりにバシャーモホルードドリュウズに対して隙を見せずにステルスロックを撒くことが出来ます。
技構成ですが、ステルスロックの他には水ロトムへ逃げながら蓄積を与えることが出来る蜻蛉帰り、ドリュウズへの打点となる地震、火傷状態でもASファイアローを落とせるストーンエッジを採用しました。
威嚇を撒きながら蜻蛉でサイクル回してるだけで強かったです。

 

f:id:rem2601:20171224014656p:plainキノガッサ意地AS(135-200-100-x-81-122)

<キノコの胞子 種マシンガン マッハパンチ 岩石封じ>
ゴチルゼルに代わり採用されたポケモンゴチルゼルは受けループを見る枠としては非常に優秀なポケモンでしたが、相手の構築によっては腐ることもしばしばあり、終盤はその傾向が強かったのでループ系以外の構築に対しても汎用性を確保出来るようキノガッサを採用しました。
意地っ張りで採用しているのはバルジーナ入りの受けループを崩しやすくしているためです。(ステロダメ+岩石封じ+岩石封じでHBバルジーナを落とせる)
なんといってもマッハパンチがとても強力で構築に先制技持ちが2体いるのはとても安心感がありました。

 

 

 終わり